⑦Memories of my dance life 衝撃そして感動【追記あり】
まるで
救いの手が差しのべられたような
ベリーダンスとの出会い
いえむしろ
ベリーダンススクールとの出会い
の方が
私の中ではしっくりくる感じです
スタジオはJR新宿駅東口(伊勢丹近く)
こんな都心中の都心にあるスタジオって
それだけですごすぎです
まずは見学に行きました
(見学はおすすめです
レッスンをくまなく
客観的にチェックできます)
ドキドキ
緊張しました~
初めてジャズを見学した時と
同じくらいの緊張です
純粋に
初心に戻っていたんですね
ジャズを長年やってきたことなど
きれいさっぱり
どこかに行ってしまっていました
レッスンスケジュールを調べ
あの
真っ赤な写真
(Memories of my dance life ⑥ 参照)
あの先生のクラスのはずが
私の勘違いか
違う先生のクラスに
行ってしまったのですね
でも
ドキドキしながら
とにもかくにも
やっとの思いで入口の扉を開き
中へ入りスタジオへ
当時はまだ
先生が受付業務も兼ねていたので
(現在は専門のスタッフがいます)
先生が気づいて声をかけて下さり
ウェーブのかかったロングヘアが
とても似合う
美しい先生
見学希望の旨を伝え
無事見学に至りました(笑)
なぜか
ものすごく緊張していたんですよね
昼間だったので
生徒は数名
初級クラス
入念なウォーミングアップとストレッチ
(うん、ジャズレッスンと同じ
やっぱりダンスレッスンはこうでないと)
基本動作の解説と練習
(なるほど~こういう動きがあるんだ)
コンビネーションと振付
(ジャズとは雰囲気がだいぶ違うし
うっとりするような
女性らしく柔らかいニュアンスに溢れていて
なんだか癒されるようだし美しい~)
そのクラスの先生の
美しいダンスに魅了され
(その後大変お世話になるN先生
元バレエダンサーで
ダンスも容姿も抜群に美しい先生
女性もうっとり魅了されます)
さらには
スタジオに流れる
アラブのリズムや旋律や歌が
心身にグッと響いて
奥まで浸透するような
血が騒ぎ興奮するような
なんともいえない感覚を覚えました
『ハマる』
そう感じました
N先生には
初級クラスでずっとお世話になるのですが
当時
N先生のクラスのサポートに時々入っていた
M先生がまた
この世のものとは思えない
天使のような可憐さと美しさ
ベリーダンスももちろん美しく素晴らしく
世の中にこんな人(ダンサー)がいるのかと
信じられない気持ち
同時に
そんなハイレベルで美しい先生方とともに
ダンスができる喜びは
半端ではなかったです
ただただ本当に
嬉しくてたまらなかったです
レッスンに行くの
楽しみすぎる~
嬉しすぎる~
早く行きたい~
みたいな感じでした(笑)
お二人とも
もはや
人間ではない域にいました(笑)
M先生とも親しくさせて頂き
本当に素晴らしい時間を
たくさん過ごさせて頂きました
家にいるよりスタジオにいたかったし
スタジオにいることの方が
家にいるより
私にとっては「ホーム」でした
それだけでも
私にとっては相当な衝撃でしたが
それをさらに上回る衝撃が待っていました
それこそが
主宰のK先生との出会いです
初級クラスに通い始めた
あるタイミングで
別の先生の初級クラスも受けてみたいと
曜日を変えてスタジオに行った時か
あるいは
N先生が代行するレッスンを
受けに行った時だったかと思います
初級クラスの直後が
K先生の初中級か中級クラスだったのです
K先生に会える‼️
興奮しました
レッスンが後半に入り
来ました‼️
ロングヘアの
小柄な女性
服装も
Tシャツにジーパン(だったような)
極めて普通
平然とスタジオに入り
受付カウンターの席に座り
レッスンの様子をチラチラ見ながらも
何か事務作業をしていました
ドキドキしながらレッスンを終え
生徒が出たり入ったりする中
私はどうしても
先生のレッスンを見たくて
レッスン着から着替えたまま
スタジオを出ずに
受付カウンターや入口の扉につながる
スペースに立ったまま
レッスンが始まるのを待ちました
生徒数は
確か10名くらい
(まだブームになりかけの頃です)
空気が変わりました
生徒が放つオーラから
全てがガラッと
えっ?マイク?
音楽を流し
マイクのコードを引きながら
先生は鏡の前へ
ハーフトップに
ロングパンツを
両脚とも付け根までたくしあげ
始まりました
ウォーミングアップ
先生の低めの
でも全てを動かすように力強い声を
マイクでスタジオいっぱいに響かせ
独特の流れのある口調での解説とともに
まるで踊るように
小柄な身体を目一杯動かし
スタンディングもシッティングも
先生の声に合わせ
生徒も同じように
無心に身を委ねます
その雰囲気だけで
先生への揺るぎない
圧倒的な信頼が
ビシビシ伝わってきます
私は
その光景に釘付けになり
我を忘れ立ち尽くしていました
スタジオに入ってきた時とは
別人のような姿
ものすごいものを
今
目にしていると
(あえて書きますが
言葉では到底表せない素晴らしさです)
しかし
それは序の口
基礎練
えっ?イス?
(背のないスツール)
イスなど必要ないと
普通は思うでしょう
先生はイスの上に立ち
(マイクも使い)
自分の身体を駆使し
細かく動きを解説します
(これもまた本当に素晴らしいのです)
そして
音楽をあれこれ変えながら
(ペースを変えながら)
イスの上で
さらに
生徒ひとりひとりのそばに行き
動きを細かくチェックし
直しながら
これでもかと
身体を動かし
時には
自分の身体に生徒の手を触れさせて
時には
生徒に身体を密着させて
動きを
見せ
感じさせ
生徒よりも激しく動き
生徒よりも汗をかき
レッスン着も髪も
まるで頭から水をかぶったような
その姿
(ちなみに
冷房がきいている中でです)
まっすぐ純粋
情熱的なその姿に
私は
感動のあまり泣きそうになりました
(目がうるんでいました)
そして振付
ジルを使ったオリエンタル
ほぼ1曲完成している状況で
先生が
最終チェックを行う感じでした
ダイナミックで情熱的な振付
スタジオじゅうにジルを響かせ
心地よい緊張感の中
リズミカルに
楽しそうに
激しく舞い踊る生徒達
(生徒は一般女性)
イスを
鏡の前からスタジオの後ろへ持って行き
やはり
イスの上に立ち
全生徒の動きをくまなくチェックする先生
先生の真剣な眼差し
時に笑顔
マイク片手に改善点を指摘します
生徒はあたりまえのように応えます
(当時
スケジュールでは
1時間半のレッスンでしたが
K先生は2時間くらい行っていましたね)
そんな妥協のない
意識の高い
先生も生徒も
互いに全てを出し尽くすような
情熱的で素晴らしいレッスンに
(これぞ「全身全霊」)
気づけば
私は笑顔で立ち尽くし
先生の
素晴らしすぎる指導や振付に興奮しながら
楽しんでいました
(先生と目が合って
ニッコリ笑ってくれる瞬間もありました)
今思えば
レッスン中
笑顔で立ち尽くしてる私ってヘンですね(笑)
こんなに素晴らしいレッスン
見たことない‼️
ガツンと
頭を殴られたような
ダンスレッスンとは
こういうものだと
思い知らされました
ジャズのレッスンでの感覚とは
全く異なり
まるで別次元
一瞬にして
ガラッと
別世界に入ったような感覚
今でも説明がつきません
その
素晴らしいレッスンには
先生のそれまでの苦労と努力
その生き様全てが
深く刻まれているのです
まさに
「レッスンはミラー」
なのですね
レッスン以外(というか仕事以外)での
先生は
とてもフレンドリー
でも
仕事となると
揺るがない信念の持ち主です
その信念が
全てを支えています
本当にダンスが大切なら
意識低くはなれません
ダンスの安売りもできません
あんな素晴らしいレッスン
あんな先生の姿を目の当たりにして
そんなこと
できるはずがないのです
⑧へ続きます✨
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