創作の原点
初めて自作自演で踊ったのは
確か23才
写真は
その時
練習で使っていたカセットテープ
時代を感じますね
スマホひとつで
手っ取り早く
何でもできてしまう今
ひとつひとつ
時間と手間をかけるプロセスの
醍醐味や大切さを
感じにくいかもしれませんね
やまなし舞踊フォーラム
(甲府市主催)
という
教室の垣根を越え
ジャンル問わず
個人で参加することを条件に
有志のダンサーが集まり
運営面もこなしながら
自ら創作した作品を発表する
(年1回)
当時としては
とても貴重な機会がありました
当時
山梨の演劇分野で名のある存在だった方が
山梨のダンサー育成を掲げて
甲府市とともに立ち上げ
4~5年くらい続いたイベント
そのうち
私は3回(3年連続)
参加しました
ダンサーのジャンルは様々
日本舞踊
クラシックバレエ
モダンバレエ
ジャズダンス
モダンダンス
フラメンコ
タップダンス・・・
(当然ながら
ベリーダンスはありません
まだ存在すら知りません・・・
東京には既に教室やショーがあり
現大御所の皆様が活躍)
ソロやペアを組んでの参加が多く
チームを組んでいても
大人数ではありません
昨年までの
フェスタ県文や
今年初めて開催の
すてっぷ&ビートに似ていますが
団体名や教室名は全く出さず
純粋に
真剣に
ダンスを志す
「有志」
つまり個人
のみが集う場なので
趣味の発表の場ではありません
創作作品を通し
ダンサー同士が
相互に刺激し合う
公開研究発表会のような感じです
初めて参加した時は
ペアで参加しました
相手は
当時所属していたスタジオで
気が合い仲良くしていたUさん
参加したくてたまらなかったので
即応募し
私が
創作作品のテーマや振付
構成を練っていて
ソロでは表現できないテーマとなり
私からUさんを誘ったかと思います
ジャンルはジャズダンスでの参加でしたが
作品のテーマが深く
表現的には
モダン要素の濃いジャズ
作品のテーマは
人が持つ二面性
ひとりの人間の内面で
バラバラになったり
重なったり
繋がったりする
二面性
その二面性を
二人で表現しました
けっこう思い入れの強い作品だったので
作品をビデオで見返すと
涙が出てしまうような感じでした
2回目と3回目の参加は
ソロ
その時々の
自分の情動や想いを
素直にテーマや作品にして
自分を解放していくように踊りました
このフォーラムがなかったら
私のダンスライフは
全く違うものになっていたかもしれません
そのくらい
私のダンスライフにとって
重要なプロセスであり
私の
振付や表現の
原点とも
言えるかもしれません
当然
ベリーダンスにも
大いに通じるプロセス
全てが繋がっているのです✨
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