⑲Memories of my dance life 鍛練【追記あり】

2016年8月末
パフォーマンスが無事に終わり
ホッとしたのもつかの間

9月から
アメリカ人がひとり加わり

イギリス人のアンヤ
アメリカ人のアン
(ベトナム系アメリカ人)
同じく
アメリカ人のメーガン
(日系アメリカ人)

(英語教師のお仕事は
基本的に2年間契約らしい
皆日本にはいないはずなので
お名前だけならOKかな)

日本人(親子)は
RさんとCちゃん
MさんとSちゃん

私含めて8名

というチームメンバーで
次なるパフォーマンスを目指し
続いていくことになりました

(ちなみに
日本人メンバーは
東日本大震災の被災者で
山梨に移住されてきた方々です
現在の状況は不明です)

甲府市中心部のホールまで
アンは北杜市
Mさん親子は旧芦安村
という
遠方から通ってくれました

それぞれ個性が強く
すごく濃いメンバー(笑)

そのひとりひとりに対応するのは
本当に大変でしたが
今改めて振り返ると
すごく鍛えられました
(精神的なキャパがグイグイ広がる感じ)

外国人メンバーは
それぞれ
英語教師として異国で奮闘しながらの
ベリーダンス

日本人メンバーも
それぞれ
大変な事情を抱えながらの
ベリーダンス

必要に迫られて
辞書を片手に
英文で
パフォーマンスプランや
スケジュールを
何度も作り配布しましたし

英語で
メールもやりとりしましたし

ダンスだけではない
人としての課題も山盛りでした
(書いたらきりがないです)

次なるパフォーマンスは
同じくホールのロビーステージにて
2017年1月末に設定

さらに
その先にある
ホールのステージイベントも
視野に入れました

パフォーマンス構成
スケジュールの設定
またまた
プラン作りの難題がやってきました

年末年始を挟み
実質4か月でのプラン

新たに振付作品を作るのは難しく
すでにある作品をアレンジして構成し
流れを作るしかありませんでした

結果的に
4か月で
新曲を2曲(アレンジあり)
短い新たなフィナーレを1曲
追加することになりました

外国人メンバーが
「Try'!Try!」と
(外国人パワー笑)
アサヤをやりたがり
加えることも試みましたが
やはり
どう考えても不可能なので断念しました

時間的に厳しいので
ダブルコレオレッスン状態で
レッスン時間も
終了予定時間オーバーはあたりまえ

チーム作品として
アレンジを加えながらの
濃いレッスンの連続でした

日本語と英語でのレッスンに
毎回
エネルギーを使いきってしまう感じでした
(多少日本語も話せますが
意思の疎通となるとやはり難しいです
私もペラペラ話せる訳ではないです)

年末には衣装を揃え

年末年始を挟み
1月に入ると本番に向けたリハとなり
数回しか設定できませんでしたが
なんとか形になるところまできました

ただ
リハを繰り返しても
必ず誰かが間違える(笑)

本番ギリギリでも
そんな状態だったので

もう
開き直って
出たとこ勝負(笑)

2017年1月末
本番

前年夏と同様に
ホールイベントにぶつけてのパフォーマンス

来館者が来る前に
ロビーのステージで軽く場あたり
(そういえば・・・
前年夏は場あたりしていないかも!?
記憶がないです)

場あたりを終えたメンバーは
ホール事務室横の
楽屋としてお借りした部屋で
それぞれ
衣装に着替え
メイクしたり
食事したり
振りを確認したり

そんな時間もダンスの醍醐味ですね

前年夏と同様
ロビーには
開場待ちのたくさんの来館者

来館者の間をぬって
ステージ脇
そして
ステージにスタンバイ

2代目アルファラーシゃ・アスワーダ
今回のオープニングは
私ではなく
日本人&外国人の大人メンバー達

いきなり音だしで
私のミス(笑)

でしたが
無事にスタート

日本人(大人)&外国人メンバーによる
オープニング(オリエンタル)
私のフュージョン(ソロ)
子供メンバー2名によるドラムソロ
私のアサヤ(ソロ)
日本人(大人)&外国人メンバーによる
オリエンタル
全員でフィナーレ

前年夏よりレベルアップし
構成的にも充実した
パフォーマンスになりました

ロビーいっぱいの皆さんに
しっかり観て頂き
たくさん拍手も頂けて

フィナーレ後は
全員でお辞儀

最後は
私がマイクを手に
ロビーの皆さんにお礼を申し上げ

無事に終了

リハでは
必ず誰かが大きなミスをしていたのに

本番という
マジカルパワー?なのか

細かいミスはあれど
観て下さる方の目にはっきり見えてしまう
明らかなミスはなく
良い形でパフォーマンスできたのが
何よりでした

↓フィナーレ
本番後
楽屋の部屋に戻り
ホール主催の
ステージイベントへの参加意志を
全員に改めて確認し

その場で
ホールへ申し込み

3か月後の
本格的なステージでのパフォーマンスを
目指すことになりました

ロビーでのパフォーマンスは
いわば
本格的なステージに向けてのステップ
(衣装もロビーと同じもので)

ロビーでの構成を
広いステージ向けに
アレンジ変更し
新たなドラムソロを1曲追加

年度の切り替えや春休み時期で
メンバー全員が
揃う時がなかったり

しかも
新ドラムソロのレッスンと
アレンジ変更のリハを
合わせないと
先に進まないため

メンバー全員の足並みを揃えるのが
とにかく大変でした

本番間近となり
広い練習室と実際のステージを借りて
やっと
全員でリハができ
ギリギリ
形にすることができました

そして
本番前のリハも
本番も
全員
振りの間違いも失敗もなく
良い形でパフォーマンスできました

むしろ
私が本番1週間前に熱を出してしまい
リハも
本番も
体力が戻らず
体は重いし
息は切れるし
まっすぐ歩けないくらいフラフラ(笑)

構成的にも
踊らない訳にはいかないので
パフォーマンスの流れを止めないよう
踊りきることだけに集中しました

メンバーのパフォーマンスが良かったので
私としては
それで十分でしたね
ステージイベント後

2017年夏には
アンヤとメーガンが帰国予定でした

外国人メンバーは
帰国の前月までレッスンを続けたいと
言ってくれました

一方
日本人(親子)メンバーは
ステージイベントにて
ベリーダンスを終えることになりました

RさんとCちゃん
MさんとSちゃん
皆さんがいたからこそ
外国人メンバーとも
ここまで一緒にやってこれました
いなかったら100%無理でしたね
ステージイベントに向けて
少し厳しいことも言ったけれど
結果的には
皆さんのお力なしには
ステージには至りませんでした
本当にありがとうございました!

そして

外国人メンバーのみで
(メンバーに慣れてきてはいたものの
英語のみでのレッスン
これまた課題ですね)

5月から7月まで
2か月で
オリエンタルを1曲
仕上げました
(レッスンと並行して作ったので
ベールパートがちょっと粗削りだけど笑)

外国人メンバーは全員
特にステージイベント後は
え?いつの間に?
というくらい
素敵なダンサーに変貌していました

その
最後の2か月でのオリエンタルが
すごく良かったので
そのまま一度も披露せずに終わるのが
本当に惜しかったです

一番変わったのはアン
(ベトナム系アメリカ人)
初めてレッスンに来たときは
実は
見た目も地味で口数も少なかったのですが
1年間で
別人のように可愛く色っぽくなり
明るくなりました

ベリーダンスパワー❗️(笑)

アンヤとメーガンも
ダンスや演劇等
アートの経験が少しあるようでしたので
やればやるほど良くなりそうな
秘めたものを感じました

7月下旬
最後のレッスン日

外国人3名と私での
締めくくりのレッスン

仕上がったオリエンタルを
3名それぞれに
ソロで踊ってもらいました
(他3名は観客役)

それがまた
本当に良かったんですよね

堂々としていて

もう本当に
ひとりひとりが
立派な
ソロダンサーでした

レッスンが終わり
ホールの楽屋口まで
3人をお見送り

寂しいけれど
出会えて本当に良かったですし
たくさんたくさん
ハードな学びを頂きました(笑)
全てが宝物です

優しく純真で真面目なアンヤ
1年で全てが大変貌したアン
ダンスセンスがピカイチのメーガン
本当に本当にありがとう!

この1年の
日本での
ベリーダンス経験が

日本での
良い思い出となったならば
本当に嬉しいです

警備の方に
写真を撮ってもらい

全員と抱き合い
(練習室でも
サンキュ~と抱き合いました)

全員が見えなくなるまで手を振り
(アンヤが最後の最後
日本語で「先生いい~ほんといい」と
言ってくれました)

2016年からの怒涛の1年

まさしく
鍛練の1年が終わりました
(よくやりましたね
自分を誉めたい)

その1年前と同様
笑顔でさよならしましたが

やっぱり
今こうして書いていると
涙がこみ上げてきますね


⑳へ続きます✨


↓最後のレッスン日
3人を見送った楽屋口にて

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