⑭Memories of my dance life マスター達

何が落ちたのでしょう

無意識に恐れていた
「自分を開くこと」
なのではないかと思います

何か
ずっと自分の中にあった
厚い殻のような

「ひっかかり」

のようなもの

それまで
1枚1枚
ゆっくり
殻をはがしてきたとは思いますが

まとめて
ガラッと崩れ落ちたような感じ(笑)

そして

私の中に
カチッと
何かがはまった・・・?
私とダンスが
やっと
一体となった・・・?
(あくまでも私の感覚です笑)

あ~
自由に
踊れるようになる!

と感じました

自由
というのは
もちろん
何でもいいという意味ではありません

ベリーダンスというジャンルを
大切に

自分のダンスを


Memories of my dance life ⑬
で書いたとおり
サークルでのステージイベント参加は
抽選でハズレました

その意味

そのステージイベント当日が
あの2月の豪雪で全てがストップした週末
だったのです!

どちらにしても至らなかったのです

そして
抽選でハズレなければ

ワークショップに
申し込みしようとは
思わなかったはず

申し込みの時期が遅れたら
受講できなかったはず

ダンスの神様が

「あなた(私)は
こっち(ワークショップ)が先
そっち(ステージイベント)は
まだやらなくていい」

導いてくれたんだろうな~と
思うのです


結局
その年は

AZIZAのワークショップをきっかけに

春には

エジプトの
カリスマ的スターダンサー
マスターティーチャー
Dinaのオリエンタル(Dinaスタイル)と
エジプト国立レダ舞踊団所属
Mohamed Salahのシャービーパラディ

夏には

東京のスクールで開催された
オープンワークショップ
K先生のドラムソロと
トップダンサーM先生のオリエンタルソング

さらに
東京のスクール他スタジオで
ひと月かけて開催された
元レダ舞踊団ダンサー
Ragaeyのフォークロアオープンクラス
(さすがに全てには通えず参加できたのは
エスカンダラーニ
ハッガーラ
モワシャハットの一部のみ)

秋には

現代のベリーダンスの礎を築いた
ゴッドマザー
やはり元レダ舞踊団ダンサーで
引退後は
ベリーダンス指導者や振付師
として活躍している
Madam Raqia Hassanのオリエンタル

という
ワークショップ受講年となりました
(レッスンサークルをコツコツ続けながら)

他にも受講したいワークショップや
上級プロ・講師向けの
インテンシブがありましたが
これが精一杯でした

振付のワークショップは
単に振付を学ぶだけではなく
何を感じとり
何に気づき
それを
どう自分にインプットするかが大事です

受講者側の意識によって
ワークショップの意味も価値も変わります

それを心得ていれば
無駄になることは一切ありません

それぞれが
マスターです

ダンスを生業としていますから
「ダンスは私」の体現者達

いろんなことを
乗り越えてきているはずです


Dina(ディーナ)は
とにかく存在が別格というか
少女のように可憐でもあり
妖艶でもあり
あたたかさもあり
ベリーダンスも
情熱的でエモーショナルでありながら
芯のあるシャープさもあり
彼女ならではですね
どんなに学んでも
彼女のようには絶対踊れない~
という
到底至れない域のものですが
踊ると心地良いのが不思議!
カリスマパワーを感じました

Mohamed(モハメッド:男性)は
若手舞踊家
長くハードな
シャービーバラディ
(AZIZAのバラディとは別タイプ)を
踊りまくり状態で教えてくれました
速めの音楽に
多様なノリを表現しながらの
細かいテクニックやステップが難しい振付
振りをインプットするだけでも超大変
頭も身体もいっぱいいっぱいでしたが
振付を完成させることよりも
ノリって
結局
ジャンルに関わらず同じなんだな~
やっぱり大事だな~と
感じるワークショップでした

東京のスクールでの
K先生はカッコいいドラムソロ
先生ならではの情熱的な振付
キレよくテクニック決めないとヘンだし
シミー満載で難しいけど
ドラムソロの醍醐味いっぱい!
久しぶりの先生のレッスンが嬉しすぎて
私には貴重どころではなく
受講中
ずっと興奮状態でした(笑)

トップダンサーM先生はオリエンタルソング
静と動
緩急
キレとしなやかさが織り成す
オリエンタルらしいニュアンス
ダイナミックな音楽に
ダイナミックなダンスはやっぱり素敵
楽しく学びながら
先生のダンスに魅了され
見とれてました~(笑)

Ragaey(ラガーイ:男性)は
ピュアな人柄と笑顔がとても素敵な
マスターティーチャー
「日本が大好き」で
受講者に対しても
ダンスに対しても
まっすぐで誠実
情熱に溢れていました
フォークロア(民族舞踊)なので
日本人には
ニュアンスをつかむのが難しいけど
ベリーダンスの根底にあるもの
でもあり
日本人として
そのエッセンスに少しでも触れられる機会は
すごく貴重でありがたかったです
英語で少し会話できたのも
握手できたのも
本当に嬉しかった!

そして

Madam Raqia Hassan
(ラキア・ハッサン)は
これは逃してはならないという感じでしたね
と言いながら
ワークショップ当日
降車駅を間違え
遅刻してしまいましたが・・・
プロ必須のオリエンタルテクニック(基礎)
のワークショップも
受けたかったけど叶わず
オリエンタル振付のみでしたが
振りの流れとニュアンス
音楽表現はやはりお手本です
難しいけど
マスターしたら素敵に踊れない訳がない
テクニック解説しながらの進行も
ありがたくて貴重!
年齢を感じさせないダンスも
さすが!!
としか言いようがないです


この
Raqia Hassan氏のワークショップの後

都内のホテルに戻り

私は
涙が止まらなくなりました

なぜかというと・・・


⑮へ続きます✨

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